「グリコ・森永事件 最重要参考人M」という本の紹介です

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著者は、キツネ目の男こと、宮崎学さん、
そして大谷昭宏さんです。
大谷さんは、会社の昼休憩時に
ひるおび!を観てるから毎週コメンテーターとして
拝見してまして、優しそうな印象を持ってましたが、
この本では、めちゃくちゃ攻撃的(笑)
まあ、事件記者出身として、これが本来の姿
なのかもしれませんね。
要所で宮崎さんと意見が食い違ってます(笑)

とにかく、「グリコ・森永事件」というのは
日本国内の犯罪史上においても
稀な事件というか、キングオブ犯罪(?)というか
とにかくこんな事件は二度と出てこないのでは
ないでしょうか?

また、基本的に暴力は振るってません。
江崎グリコ社長の拉致に、多少手荒な事が
あった事と、現金輸送役に仕立て上げるために
アベックの男性を殴って抵抗できなくさせた時
ぐらいです。
この時も、もともと手荒な事をするつもりがなかった
ようですが、アベックの男性が元自衛官で腕力に
自信があったため抵抗してしまい、結局3人がかりで
袋叩きに(笑)アベックの女性のほうは
無傷で別の場所で解放されてます。
(更にタクシー代も手渡されていた)

青酸入りのお菓子も、「どくいりきけん たべたらしぬで」の
メッセージつき。
警察をあざ笑い、マスコミをかく乱し、一般市民には
毒入り菓子を撒くけど、注意書きつき。
凶悪事件なんだけど、関西弁で警察をおちょくる姿に
ある意味で一般市民が面白がってたところもあります。

大谷さんは、いまだに多少は宮崎さんの事を
疑っているのですが、二人の共通するイメージとしての
犯人像(食い違うところもあるが)としては
以下の通りになります。

①だいたい10人前後(女性、子供含む)

②家族含め、血の濃さを感じる。
 たとえば主犯がいてその奥さんの弟家族とか

③犯罪組織、集団に属していたとしても
 非常に小規模で統制がとれてる。
 宮崎さんは「エセ同和」との結びつきを指摘してます。

根本の部分で、この「怪人二十一面相」は金銭を
得ておらず、犯罪自体は失敗に終わってると警察は判断
してますが、それは公にできない部分であり
実際は企業からお金を奪った事は間違いないと
思われてます。

何より、自力(?)で倉庫から逃げ出し、
無事に保護された江崎グリコ社長が、興奮して
喋りまくってたのに、グリコ幹部が到着してから
「少しだけ社長と話をさせてくれ」と幹部に言われ
それを許してしまったおかげで、別室から話が終わって
出てきた社長は、さっきとは別人のように
喋らなくなってしまった、との事。
この空白の10~15分の間に、おそらくグリコと犯人たちとの
間で、何かしらの密約がされた事を社長に報告し、
「喋らない」事が前提であるような因果を含められたものと
思われてます。

実際、グリコは様々な問題を抱えており
つけいれられる要素はたくさんあったみたいなんですよね。
この犯人たちは最初のグリコで基本的には
目的を達したようです(一部では6億得たとも)。

それ以降の森永や丸大食品、ハウス食品などは
捜査をかく乱させるための陽動作戦であるとも言われてますが、
最初のグリコで主要メンバーは離脱し、残った一部メンバーたちで
行ったのでは?なんて言われてます。
そのあたりは、株式とも関連しており、
グリコで大金を得て、そのほか企業は株の空売りや空買いで
多額の利益を合法的にせしめたのでは?なんて推測されてます。

それにしても、どんな犯罪者たちがおこなったのか
真相を知りたいですね。
私としては、この事件と並ぶのは世田谷一家殺人事件ぐらいなもんです。

ちなみに、あとがきで宮崎さんが、「もし自分が係わってたとしても
時効を迎えたのは刑事罰においてであり、民事を考えれば
今後も絶対に真相を話したりなんかはしない」と(笑)

本の中では、根本的にアリバイがあった宮崎さんとはいえ、
あまりに事件に関連しずぎというか、どう考えても
こんな偶然が重なるのは怪しい、なんて思います。
挑戦状のタイプライターも、親族が所有してたり。
ちなみに俳優の京本政樹さんも、当時同じタイプライターを
所有してたので、警察が事情を聞きに来たそうです。

それにしても凶悪犯罪なんだけど
ちょっと憎めないというか愛すべき犯罪者というか
独特の愛嬌がありますね。
ただ、警察と派手なカーチェイスを繰り広げても
乗り捨てられた車(もちとん盗難車)の車内は
キレイに掃除した後まであったそうです。
エンジンはまだ熱くなったままなので、
今さっきまで掃除してたようで、あまりに図太いというか
冷静で決して取り乱したりしないというか、
真のプロの犯罪集団といった感じですね。

それと、これは残念ながら確実に警察内部の
情報が洩れてました。
盗聴とか無線傍受だけでなく、警察の中に
情報を洩らす人間がいた、という事です。
犯人側から何かしらの金銭を受けてた人、
もしくは弱みを握られてた人、そんな人間が
何人もいたとしか思えません。

ひょっとしたら、警察内部である程度目星が
ついていたのかもしれない。
ただ身内の恥をさらすわけにはいかないから
闇から闇へ葬り去ったのかも。
これこそが真相なのかもしれませんね(笑)

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