「本田宗一郎という生き方」という本の紹介です

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御存知、ホンダ創業者の本田宗一郎さんですが、
彼を扱った書籍は非常に多いです。
技術者、経営者としてだけでなく、
人間的な魅力が非常に高い方ですからね。
本田さんに憧れる人はとても多いです。

この本は、いつもの宝島文庫なんですが
コンパクトでいて豊富なエピソードを交えて
たくさんの逸話を紹介してくれてるので
手軽に本田さんの人生の歩みを振り返られる事と、
読後は誰でも本田さんに憧れると思います(笑)

世襲にも絶対的に反対であり、
自分の息子は、レース活動に特化した
「無限ホンダ」をやらせましたが
ホンダ技研とは関係ない、個人資産で設立しました。
それでも社名に「ホンダ」の文字を入れた事を
後々まで後悔していたそうです。

また縁故入社にも否定的であり、
義理で何名かを本田さん自ら推薦したけど
みんな入社テストの点数が悪く、人事担当者が
本田さんに相談に言ったら、俺は推薦したけど
決めるのはお前の判断に任す。俺に気兼ねしなくていい、
と言われたから全員不合格(笑)
本田さんに推薦してもらっても落ちたのだから
受験者たちはみんな驚いたと思いますね(笑)

たくさんの逸話の中で、とくに私が好きな話を
ひとつ紹介します。

1990年にホンダはスポーツカーの概念を
変えるほどの傑作車である、NSXを発表しました。
栃木工場では、「選ばれし者が作ったNSX」という
展示が始まり、開発に携わったメンバーが紹介されてました。
それを見た本田さんは、「食堂のオジサンや掃除のオバサンの
写真はないのか?選ばれし者でしか作れない車だと
言いたいなら、そんな車は作らなくていいんだ!」と
怒ったそうです。

ようは、ホンダを支えてるのは、
開発関係者や販売に携わる営業マンだけでなく
それこそ社員食堂のオジサン、掃除のオバサンでもあり、
みんな平等で選ばれし者も何もない、という事なんですよね。
それを本田さん自らが言うところが素晴らしいです。

本田さんには、いくつかの動画が残ってますが
その中で人柄がわかる、イイ動画も紹介します。



ホンダの社長になる者は
代々(自分も含めて)いい加減なやつがやるから
社員がしっかりしてくれないと、会社が危なくて仕方ない、
みたいな感じです。
ホンダを支えるのはダメな経営陣ではなく
社員の皆さんなんですよ!なんて言われれば
感激しますよね。

本の中の逸話ではありませんが、イオン創業者の
岡田卓也さんの本の中に、本田宗一郎さんに
関する記述があったので、それも好きなんで紹介します。
岡田さんたちがファッションに関する業界団体を
設立する流れになり、多くの小売業が加盟に名乗りを
挙げたのですが、その中でなぜか自動車メーカーの
ホンダ技研も加盟したいと名乗りを挙げてきました。
それも本田宗一郎さん自らが手を挙げた、との事。
岡田さんも、恐る恐る本田さんに
ファッションに関する業界団体である事を説明したら
本田さんが、「ようはファッションというのは
カッコいいものなんだろ!?カッコいいというものは
ホンダのバイクに乗る事だよ。だから我々もその団体に
加盟する資格がある!」との事(笑)
もちろんホンダが加盟したのは言うまでもありません。
とてもカッコいい、生き方ですよね。



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