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zoom RSS これぞ傑作!「牡丹燈籠」

<<   作成日時 : 2018/01/10 19:46   >>

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三つ子の魂というわけではないけど
幼少の頃に読んだもの、聴いたものというのが
人間にとって非常に重要なんですよね。
とくに多感な10代のころに出会ったものは
今も継続的に親しんでおります。

そんなわけで、傑作、「牡丹燈籠」です。
この物語自体は、もともと落語の怪談話みたいです。
様々な方が自分流にアレンジしてますが、
私は、なんといってもパタリロの作者である、
魔夜峰央先生のものが印象深いです。

当時、小学4年生ぐらいの時に、パタリロの
アニメ放送が始まり、一大ブームとなりました。
まあ、今考えれば同性愛を扱ってるので
よくもまあ小学生の支持を集めたと思いますね。
今なら間違いなく規制の対象となるでしょう(笑)

今でも覚えてますが、母親の実家に帰省した時に、
祖母からお小遣いをもらって、従兄弟たちと一緒に
マンガを買いに行ったのですよ。
従兄弟二人は、同じく大ブームを巻き起こしていた、
「プラモ狂四郎」を買いましたが、私はパタリロの2巻を
買ったのです。
本当は1巻から欲しかったけど売ってなくて2巻を
買ったんですよね。

この「牡丹燈籠」は、パタリロ2巻の最後のほうに
「おまけ」みたいな感じでのってました。
魔夜先生の初期の短編など、このようなかたちで
「おまけ」扱いで単行本に掲載されていたのですよ。
私はパタリロ以上に、牡丹燈籠に魅せられてしまいました。

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今回、久しぶりに目にしたきっかけは、
マンガ文庫の「妖怪缶詰」です。
ブックオフにて108円で購入。
たまたま買ったら、牡丹燈籠が入ってたので
嬉しかったですね。
その他にも、「あ〜、こんな短編もあったな〜」
なんて懐かしい短編がたくさんありました。

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幼馴染の露江ちゃんの亡霊に引きずり込まれる
シーンは、幼少の私には鳥肌モノでした。

それにしても、小学生だった頃の私と
44歳のおっさんである今の私では
読後の感じ方が大きく違う事に驚きました。

今更の「あらすじ」ですが、時は明治時代、
大学受験の勉強に集中するため、山寺の
はなれを借りた萩原信彦さんは、ある夜に
道に迷った時、幼馴染の露江ちゃんと再会します。
それを機会に、夜毎通う事になるわけです。
それと前後して、萩原さんが東京の下宿先の
一人娘の、かえでさんが山寺におしかけてきます。
萩原さんと結婚したい、かえでさんは強引に
世話を焼きたがりまして、かえでさんの目を盗んで
露江ちゃんとの逢瀬を重ねていきます。

ある晩、山寺のおしょうさんが萩原さんと露江ちゃんを
目撃。露江ちゃんは恐ろしい姿をした亡霊である事に
驚き、萩原さんを戒めるのですが、萩原さんは信じません。
ただ、昼間に二人で露江ちゃんの住まいまで
行ってみると、ボロボロに朽ち果てた廃墟があり、
そこにはボロボロになった牡丹燈籠が。

信じたくない萩原さんですが、おしょうさんの言いつけを
守り、お札を貼って部屋篭もりをします。
露江ちゃんは萩原さんに会いたいけど、お札の
効力の為、部屋に入る事ができません。
部屋篭もりの最終日、かえでさんと一晩過ごし、
なんとか露江ちゃんの亡霊を断ち切ったかと
思われましたが、月夜の光を朝日と勘違いした
かえでさんがお札を外してしまい、そして
露江ちゃんが・・・。

幼少の私は、死んでもなお、萩原さんの事を
想う、露江ちゃんの愛情の深さに涙し、
余計な事に出しゃばる、かえでさんの
性格の悪さを当時、口汚く罵ってましたが、
今の私からすれば、かえでさんは充分キレイだし、
何より下宿先の医師の一人娘なんで
将来は約束されたようなもんです。
萩原さん、バカだな〜、なんて(笑)

それにしても、何度でも繰り返して読みたくなるほど、
優れた作品ですね。
購入した「妖怪缶詰」は1巻でして、全2巻です。
2巻のほうは何が入ってるか、非常に楽しみです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
プラモ狂四郎VSパタリロですか、素晴らしい対比ですね!
子どものころから大物の片鱗を顕していた、と。
さて、魔夜先生の絵で、オバケのシーンは怖いですね。子どものころよりも、むしろ大人になってからの方がある意味で怖さを感じるかも…。
まして白い部分がホワイトではなく、ベタ塗りの「抜き」で描いているとなれば、先生のほうが怖い…かも。

おなら出ちゃっ太
URL
2018/01/11 18:27
出ちゃっ太さん、どうもです。
実際はベタを塗らず、「ここベタ」と
指定すれば、印刷所で勝手にベタに
してくれるそうですが、こだわって
それこそインクが盛り上がるぐらい
何回もベタを塗り重ねていったそうです。
たしかに怖いですな(笑)

2018/01/11 20:46

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