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zoom RSS 「悪名の棺 笹川良一伝」という本の紹介です

<<   作成日時 : 2017/08/09 21:50   >>

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「笹川良一」という名前、もしくは
姿かたちから思い浮かべる事は
どんな事でしょうかね?

私が小さい頃にさかんにテレビCMで
流れていた、「人類みな兄弟」とか
年老いた母親を背負って長い階段を
登って神社に御参りに行った、とか
そういう「世の為、人の為」とか
「親を大切に」など、善行を説く
おじいちゃん、という印象があります。
あくまでも私が小さい頃の印象です。

ある程度、笹川良一についての
知識が増えてくると、印象は
変わってきます。
戦後の政治経済の黒幕とか
フィクサーであり、
モーターボート競走というか、
いわゆる「競艇」を創り上げ
その利権を一族で支配する
とにかく「ヤバい」人。

私は、長年にわたり、笹川良一に対して
そのような印象を持ってました。
競艇で稼いだお金で、世の為人の為に
お金を使うのだけど、それ以外の
部分(政治経済の闇の部分)にも
使って、日本という国を牛耳ってる、
みたいな。

この本を読んでみて、
多少なりとも考え方を改める部分がありました。
もともと笹川良一は投資家として莫大な
利益を稼いでいたのですが、
とにかく自分の夢(人類みな兄弟)を
果たすには、もっともっと金を集めなければ
ならないのです。
公営ギャンブルを私物化してる、なんていいますが
それでは競馬や競輪、オートレースなどの
収益が、どのように使われてるか
透明化されているといえるのでしょうか?
偽善行為とか売名行為とか様々に批判され
ギャンブルで稼いだ汚い金を福祉に使うな、
なんて言うけど、他はどのように使われて
いるんですかね?
それにもともと公営ギャンブルの収益は
社会事業に使うものですし。
やたらと競艇だけが批判の対象に
なってしまうんですよね。

一族で公共事業を牛耳ってるなんて
言われますが、もともと競艇発足当初は
莫大な借金が嵩み、笹川良一の個人資産の
かなりの額を注ぎ込み、かろうじて
持ちこたえた経緯があります。
今は多大な収益をあげてますが
厳しい時に自分のお金を注ぎ込む事が
できる人はいるでしょうか?
それぐらいの気持ちでないと出来ないという事。
だからこそ、自分の一族で運営
するのですよ。

実際、笹川良一が亡くなった時に
莫大な遺産は残したけど、莫大な借金もあり
多大な相続税の存在をふまえて
長男と次男は相続を放棄しました。
競艇事業を引き継いでいる三男が
借金と相続税を全て背負う事になり
相当厳しい状況だったようです。

世間一般の笹川良一に対する悪い
イメージを払拭するというわけではないし
提灯記事的な事をこの著者はしようと
してるわけではなく、そういう悪いイメージが
付きまとう事は仕方のない事として
別の一面を紹介して読者の判断に
ゆだねているような内容です。
これがもしも「笹川良一は素晴らしい人だ!」
みたいな内容だったら、面白くなかったと
思うんですよね。
「こういう面があるから誤解されてきたのかも?」
みたいな感じでなんで、わかりやすく
読みやすかったですね。

笹川良一は、いろいろと誤解されるけど
ハンセン病患者への支援なども含めて
世の為、人の為に一生懸命頑張ってきた
人である事は事実だと思うし、それはそれで
立派な方であったと思います。
それに、お金にキレイも汚いもないですよ。
ギャンブルで稼いだ金といったって、
その金が恵まれない人へ使われたのなら
いいのではないですかね?

また、私が非常に笹川良一に対して
好感を抱いたのは、女性関係がとにかく
派手というか、東京妻とか大阪妻とか晩年の
時の若い愛人とか、とにかくたくさん出て
くるんですよ。周囲の関係者やそれこそ
息子含めた身内の証言もたくさんあるんですが
全て公で包み隠さず、みんな懐かしい
思い出みたいに語ってるんです(笑)

ホント豪快なんですよ。
今流行りのゲス不倫とかと違って
やはり器の大きさを感じますね。
だから多くの女性にモテたんだと思うし、
人間的な魅力を強く感じますね。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
海さん、こんにちは。

私もこの本読みましたよ。海さんほどの先入観もなく、ああ懐かしい名前だけど何してる人かちゃんと知らないな、ぐらいの感覚で。なので、もっとこんな悪い人だったんだぞ、ということも知りたかったですね(笑)

私たちにとっては、ついこの間という感覚ですが(笑)、昭和というのは、浪漫がある時代ですよね。
ラル
2017/08/10 08:57
ラルさん、どうもです。
平成の世の中は、良くも悪くも
当たり障りがないというか
平凡で目立たず、みんな小物に
なってますよね(笑)
たまに目立ったとしても
そのレベルの低さに
呆れてしまいます(笑)

2017/08/10 10:14

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