「歓声から遠く離れて」という本の紹介です

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著者は中村計さんです。
中村さんはスポーツを中心とした
ノンフィクションライターさんでして
松井秀喜さんの星稜高校時代の敬遠事件の
本を読んで非常に面白かったので
この本もブックオフで目に入った瞬間に
即確保しました。

サブタイトルは、「悲運のアスリートたち」です。

このサブタイトルをあげた瞬間に
「まあ、たしかに悲運ですな~」なんて
おおらかに受け入れる方もいれば、
「自分は悲運なんて思ってはいません」と
機嫌が悪くなってしまう人もいます。

そんななかで取材に応じてくれたアスリートは
全部で5人です。
私でも知ってる人もいれば、今回初めて知った方もいました。

プロゴルファーの佐藤信人さんは壮絶です。
9回も優勝している優秀なプロゴルファーなんですが
「イップス」というゴルファー特有の病気に
かかってしまいます。それまでパットの名手として
活躍されていたんですが、そのパットができなく
なってしまいます。わずか30センチの距離が
打つのが怖くて動けなくなってしまいます。

3段跳びの杉林孝法選手に関しては
3段跳びという種目じたいに興味が湧きました。
100mを10秒で駆け抜け、そこから3歩で
18m以上を跳びます。
電車の車両がだいたい18mなので、あの一車両を
3歩で飛び越える姿というのは異常ですな(笑)
杉林選手は、やはりメンタル面から記録が
伸び悩んでしまいます。

そして登山家の栗秋正寿さん、競泳の高橋繁浩さん、
マラソンの小鴨由水さんのアスリート人生も興味深いです。
この3人の方は、以前より知ってました。

「あの時こうだったら・・・」という場面は
誰しもがある事だと思います。
言い出したらきりがないですが、ごくわずかな限られた人しか
活躍できないプロスポーツのトップランクに位置する
方たちとしては、まさに紙一重の世界というか
本当にわずかな差なんですよね。

心にグッとくる、読み応えのある本でした。

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