心に残る、「夏への扉」

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SF小説の傑作中の傑作であり、
(評論家からの評価はそれほどでもないけど)、
好きなSF小説ランキングとかだと
日本では何度も1位になったりする
有名な、「夏への扉」であります。

作者はロバート・A・ハインラインです。

ハインラインという名前は以前から
知っていましたが、恥ずかしながら読むのは
今回が初めてです。

先日、毎年恒例の家族旅行である、
湯西川温泉に出かけてきたのですが、
その旅に、「夏への扉」を持っていきました。
食事して温泉に入り、家族が寝静まった後に
ゆったりと読書という流れで、
非常に心地よいひと時でありました。
あまりに面白くて一気に読んでしまいました。

ちなみに、作者のハインラインという名前は、
ひょんな事から昔から認識してました。

殺人教団を率いた、あのチャールズ・マンソンから
ハインラインという名前を覚えたのです。
マンソンはカルト宗教の教祖なんですが
教義がムチャクチャであります。

「黙示録とビートルズの歌詞、ハインラインの小説を
ごちゃまぜにして、まもなく白人と黒人の
人種間戦争が起きる」なんて予言(笑)
サブカル本によると、そのバカな教義を
日本に当てはめてみると、「法華経とドリカムの歌詞、
村上春樹の小説をごちゃまぜにして、まもなくアイヌと
在日朝鮮人の連合軍と日本人との間で最終戦争が
勃発する」なんて感じ(笑)

そんな感じでハインラインという小説家の名前だけは
昔から知ってたんですよね(笑)

本の内容としては、私のようなものが今更
解説するのも、おこがましいので割愛しますが、
普段、SF小説を読まない人(もちろん私も含む)が
安心して楽しめると思います。
そして、あまり喋るとネタバレになるから
言いませんが、「こうなってほしい」という
読者の願いが、そのまま叶うところが素敵(笑)

ちなみに、この本の単行本が発売されたのが
1957年なんですが、50年以上前の作品とは
思えません。それぐらい当時描いた未来の世界は
リアリティーにあふれています。
それと何よりも、「夏への扉」というタイトルが
素晴らしい。読後、意味もなく涙ぐんでしまいました。
もともと泣けるような類の小説ではないのですが、
あまりにラストの引き際と「夏への扉」という
タイトルが重なり合って、ジーンとしてしまいました(笑)

それにしても、旅行しながら本を読むのって
いいですね。旅行の楽しい思い出が
作品と重なって、深く心に残る1冊となりました。

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この記事へのコメント

2019年08月31日 16:49
何と行ってもタイトルが素敵な本ですよね。このタイトルを見つけたら、どうしたって手に取りたくなりますな。
原題は何て言うんでしょう?
(グーグル検索で)調べればすぐに分かるけど、調べない。
単純に言って「Door to Summer」かなあ。夏の綴りすらアヤシイぞ!
「その扉をくぐれば季節は夏」みたいな文章かな?
「Truogh out the door、You meet Summer」とか。

リンゴなら「Summer ……、's door」とやるのかしら?
2019年08月31日 21:52
出ちゃっ太さん、どうもです。
ホント、素敵なタイトルですよね。
小説のほうも、あまりに嬉しくなる展開なので
「読者の事、わかってるよな~」なんて
思います。偉そうな発言ですが(笑)
不思議なのは、一般読者からの人気は絶大なんだけど、
マニア層とか評論家からのウケは良くない
みたいなんですよね。
あまりにベタな展開だから
敬遠されるのでしょうか?