藤田晋社長の本は面白い!!

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御存知、サイバーエージェントの社長である、
藤田晋さんの本2冊です。

「渋谷で働く社長の告白(新装版)」
「起業家」

この2冊でして、
渋谷~のほうが約10年前、
起業家が5年前に発売したもの。
何を今更・・・、なんて思うでしょうが
なんとなく「引き寄せ」を感じて
購入しました。
とても読みやすく、面白いので
一気に読めました。

この本はベストセラーだったと記憶してますが
売れた理由がよくわかります。
もちろん面白いし、働いてる人や、これから
働く学生が読めば、さらに面白いと思います。
藤田社長はおそらく、普段本を読まない人にも
楽しんで読んでもらおうと、かなり文章も
考えて書かれたように思います。

これは批判でもなんでもないんだけど、
極端な事を言うと、中学生の日記のような
語り口調の文章なんです。
だから中学生(下手したら小学校の高学年生)でも
簡単に理解できるし、ぐいぐい引き込まれると
思います。若い人にこそ読んでもらいたいという
藤田社長の想いが充分に伝わってきますね。

学生時代から就職し、起業し、そこから
めちゃくちゃ働いて若くして上場し、
大金を稼いだのだけど、ネットバブルが崩壊し、
ライブドア事件などもあり、そこから株価が低迷し、
精神的にも追い込まれ・・・、なんて感じで
出来事とその時の自分の感情などが
淡々と時系列で進んでいきます。

藤田社長は私と同い年です。
(学年は私が1つ上)
同い年で、こんな人がいるなんて、と
正直愕然としました。
学生~社会人と私はなんて
ダラダラ過ごしてきたのだと、今更ながら
恥ずかしくなってきました(笑)

とくに、インテリジェンスに入社後、
すぐに退社して起業します。
もちろん周りのサポートがあったからこそなんですが
1週間に110時間働く事を基本としていた、
なんて信じられないような話ばかり(笑)
1週間で110時間勤務するという事は、
ほぼ会社で寝泊まりする事になります。
9時から始業だとすると、夜中の1時まで
働くとして、毎日約16時間勤務でそれが
1週間でようやく110時間超える感じ。
当然ですが休みなどありません。

とくに会社設立後2年で
東証マザーズに上場し、何百億という
大金を得たわけですが、
そこからの株価低迷という転落人生が
凄まじい。

「売上は従業員に対するお客様からの評価であり、
利益(いわゆる株価)は経営者に対する評価」
なんて言われてますが、若くして大金を稼いだ事に対し、
株価低迷の責任をとれと数多くの誹謗中傷を
受けるわけです。
夜も当然眠れず、毎晩大量の飲酒をする原因にも
なるわけです。
一般サラリーマンというのは気楽で良かったな、
なんて思えてきます(笑)

「起業家」のほうは、ネットバブル崩壊後、
株価低迷から努力し、株価を上げて
安定化を図るまでの苦労が中心の
内容です。
大半が、その後の会社の基幹事業である、
「アメーバブログ」について語られています。
サイバーエージェントといえば、もともとは
ネットの広告代理店の印象がありましたが
その後はアメーバブログを運営してる会社、
というのが世間一般からの印象だと
思います。今だと、AbemaTVでしょうね。
毎年200億だかの赤字で採算はまったく出て
いないそうですが、ネットTVというものを
世間一般に根付かせたわけだし、
若い子なんて通常のテレビは観ないけど
AbemaTVは観るそうですからね。
まあ、大半はYouTubeでしょうが。

それにしても、私は長年にわたって
藤田社長の事を誤解していました。
若くして大金を稼いだり、女優と結婚したり、
その後すぐに離婚したり。
ちなみに女優さんの件については、
「お付き合いをしていた」と、「離婚した」の
2回しか触れてないところも好印象です。
まあ、離婚理由は詳しくは知りませんが、
その手のゴシップの裏話に全く触れず、
触れてもわずか2回だけにしてるところが
男らしいですね。
普通は、いろいろと暴露したくなるものだし
そうすれば更に本が売れるとは思いますが
その手のゴシップは皆無です。
まあ、お金には不自由してるわけではないから
本が売れる売れないは関係ないですが(笑)

とにかく藤田社長に対して私は良い印象が
なかったです。
とくにライブドア事件の後でも
うまく立ち回って延命してて、
なんかズルい生き方のように感じてたのです。
今考えれば誤解もいいとこなんですが(笑)
それよりも当たって砕けて玉砕した
堀江社長のほうが断然魅力的に思えました。
藤田社長は、なんか守りの人の印象があって
攻めず動かないから大きなマイナスも
ない感じ。例えれば、孫社長や三木谷社長
なんかと同じような手堅い経営者の
印象があったのです。(それも誤解だが)

ただ、ここまで様々な事を考え、チャレンジし
いくつもの失敗を経験されてるとは
思いませんでした。
金持ちになりたいわけでは全くなく、
それよりも「21世紀を代表する企業を作る」という
創業からの理念を愚直なまでに守る、
素晴らしい経営者だと感じました。
同い年の私としては、こんな人が同世代にいる事が
単純に嬉しいし、「あ~、俺もサイバーエージェントで
働いてみたいな~」なんて思ってしまいました。
とくにサイバーエージェントは「顔採用」が
当然というぐらい、社員は美男美女揃いらしく、
ドラマに出てくるような会社みたいです。
羨ましい~(笑)

ちなみに今はTwitterやInstagramなどの全盛期であり、
何よりも動画のYouTubeが猛威を振るってます。
それとLINEですね。
「ブログ」というものは一昔前の印象を受けます。
それでもアメーバブログは日本でトップシェアを
誇ってて、まだまだ影響力は十分にあります。
よく誤解されるものとして、芸能人に
お金を払ってブログを開設してもらってるのでは?
なんて意見が多いですが、藤田社長は
金銭を渡した事は一切ないと断言しています。
ただ、芸能人ブログに対しては、誹謗中傷など
ネガティブなコメントに関しては監視し
場合によっては削除したりといった管理は
していると。これは賛否両論ですが
芸能人本人の目に触れない為の配慮と
考えれば、それはそれでアリかと思うし、
そのような手厚いサポートがあるからこそ
アメーバブログに多くの芸能人たちが
ブログを開設してる理由もわかります。

最後に、ブログについて。
私のブログはビッグローブです。
成り立ちは、もともとはNECの子会社か
何かだったはずです。
私が最初に買ったパソコンがNECのもので
当然の流れでビッグローブに親しんでた
からなんですよね。
三つ子の魂百までというわけでもないのですが
今でもパソコンでネットに繋いだ時の
最初の画面はビッグローブのホーム画面に
しています。

ブログを始めるにあたって、今までの流れからして
ビッグローブにするのは当然なのですが、
いちおう、他にも10社近くブログの
運営会社があったので比較はしました。
その中でビッグローブは、「すべてにおいて
バランスがよく記事を作りやすいので
初心者にお勧め!」なんて感じの評価だったから
ビッグローブの選択には迷いはありませんでした。

しかし、その後はけっこう迷いました(笑)
ビッグローブは使いやすいけど、とにかく
地味なんですよね。
芸能人ブログとかもほとんどないし、あっても
とうに更新が停止してて、本人はとっくに
他のブログに移ってたり(笑)
ちなみにサイバーエージェントでは芸能人に
ブログを開設してもらおうという、藤田社長の
アイデアに対し、社員たちはみんな
大反対だったそうですね。
ブログというのは一般人だからこそ価値が
あるものであり、芸能人のものなんて
誰も見たくないと。その気持ちはわかりますね。
芸能人の力を借りてまでやりたくない、という
社員たちと私も同意見です。
めちゃくちゃカッコ悪い。
同じ事がYouTubeにもいえます。
素人がやってるから面白いですが、
プロというかセミプロのユーチューバーって
なんで人気があるんですかね?
私の娘(小学4年生)もユーチューバーが
大好きなんですが、私が子供の頃に観てた
「ドリフ」とか「ひょうきん族」とか
「元気が出るテレビ」、「浅ヤン」、「ねるとん」、
「電波少年」なんかと同じ感覚なのでしょうね。
ちなみに普通の芸能人の方がYouTubeでも
活動したりするのは私個人としては
まったく魅力がなく論外です。

まあ、結局は芸能人ブログのおかげで
今のアメブロがあるわけですが、私が
もしサイバーエージェントで当時働いて
いたとしたら、私も大反対したと思います。
芸能人ブログはどうしても「仕事」が
絡んでしまいます。
それは一般人ブログでも収益につなげたり
してるのもありますが。
私はそれらは別物だと思いますね。
個人の趣味というか楽しみではなく
仕事になってしまうと思います。
海老蔵さんのように、「ブログが趣味」と
公言されて楽しまれてる芸能人の
方もいますが、やはり大多数は
仕事の延長だと思います。

長くなりましたが、私個人的な意見ですが、
アメーバブログって、なんで個々の
ブログのトップページは記事が1つしか
表示できないのでしょうかね?
記事一覧を検索しても、タイトルと写真の
一覧表示であり、そこから記事内容を
想像するしかありません。
それって何度もクリックして階層の深いところまで
進んで記事を読んでもらおうとする工夫
なのでしょうか?
私がアメブロはいまいち読みづらいな、と
感じる部分がそこです。

私のブログでは直近の30件の記事を
表示させるようにしています。
まあ、これは私のブログ記事のテーマが
バラバラだからこその配慮なんですが(笑)
もともとは「手帳と文房具」なんですが、
本や音楽、カバン、カメラ、タロットカードなどなど
毎日乱雑に更新してるので、
初めて訪れた人でも、直近の30件を
ざっと見渡してもらって、そこから気になる記事に
飛んで行ってもらうようにしてるんです。
ビッグローブだと、記事のタイトル、最初の画像、
そして冒頭の文章も数行は表示させられますから。
これは読者に読みやすく親切な設計だと
思います。

藤田社長はアメブロは考えに考えて作られたものであり、
ナンバー1とい自信があるようですし、実際ナンバー1
なのですが、それは登録者数だったり会員数だったり
クリック数とかページビュー数など目に見える数字の
部分だと思います。
ビッグローブほどでなくてもいいから、直近の
10記事ぐらいは、だいたいの内容がつかめるような
仕組みをぜひ、アメブロに導入してもらいたいものです。
まあ、私なんかに言われなくても、とうに議論され
今のスタイルになったとは思いますが(笑)

長くなりましたが、藤田社長の本は
若い学生さんに読んでもらいたいですね。
就職する事、働く事に対しての価値観が
変わると思うし、おおいに影響を受けると思います。
読んでみて、「あ~、やっぱり俺は普通のサラリーマンで
いいわ~」なんて思うのもアリです(笑)


この記事へのコメント

2019年07月13日 22:23
最後の「普通のサラリーマンでいいわ~」という力の抜けた嘆息がいいですね~。
みんながみんな、起業したり社長になったりできるワケじゃないですからね。
全員が王様の国ってないんですから。

2019年07月13日 22:58
出ちゃっ太さん、どうもです。
面白いもので、この本の中に出てくるのですが、
インテリジェンス時代の同期を誘って藤田社長は
起業するのですが、その同期の方は営業成績とか
全然よくなかったそうで、「あいつ連れてって
大丈夫か?」なんて周りから思われていたそうです。
でも、人間向き不向きというか、合う合わないと
いうのがあるようで、たとえ能力的には劣る人でも
藤田社長のパートナーとしては適任だったようで
今現在は、その同期の方は副社長を務めてます。
まあ、それでも私はなんの気苦労もない
一般社員で十分満足しますが(笑)

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