「殺しの手帖」という本の紹介です

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洋泉社MOOKでして、サブタイトルは
「平成の未解決・未解明事件の謎」であります。

和歌山毒物カレー事件や尼崎連続殺人事件、
北九州一家監禁事件など、犯人が逮捕
されてはいるけど、いまだに真実の解明まで
至っていない不可思議な事件であったり、
八王子スーパーナンペイ事件や、
井の頭バラバラ殺人事件など、
犯人不明のまま、未解決の事件などの
多くを取り上げております。

その中で、当ブログでも多く扱ってきて、
未解明・未解決事件の象徴ともいえるものが
世田谷一家殺人事件であります。

この本の中は元警察OBで犯罪ジャーナリストの
小川泰平さんが、事件についての私見を述べてます。

この事件は物証が多すぎた事が災いした、との事です。
これだけ遺留品があり、大量に指紋を残してるのだから
早期解決されると甘くみてた、なんて事は警察の
名誉の為にも絶対にないと断言できるが、
ただ物に走りすぎて、人間関係など含めた聞き込みが
後手にまわった感がある、との事です。
なまじ物が多いから、物の線で辿れば犯人に
結びつくとなってしまった、との事。

また事件発生後が、ちょうど年末年始であり、
大晦日や元旦など一家団欒の場所に
聞き込み(それも殺人事件)するのを
躊躇う事も多かったそうで、現場周辺ならともかく、
2~3キロ離れた場所では、なかなか難しかった
ようです。それも後手にまわった理由のようです。

壁に背中をつけるようにカニ歩きする行動は
間違いなく軍隊経験者。
止血するのに生理用品を用いるのも一般人の
発想ではない。これも軍隊経験者と思える
理由のひとつ。
ただ、殺害方法や凶器の選定などは、あまりに
幼稚であり、現役のプロの犯行ではない。
以前に短期間、軍隊に身を置いていたか、
いわゆるミリタリーマニアの類を連想するそうです。
そして外国人犯行説に関しては、かなりの
確信があるようです。

過去に事件現場を訪れた事があり、
様々な本やネットで情報を収集してきた私ですが、
やはり世田谷一家殺人事件に関しては
わからない事ばかりですね。

この本の中では小説家の平山夢明さんも
世田谷事件に関してコメントしてまして
ひょっとしたら、「見せしめ」であったり、
どの程度までの犯罪をしたら、どの程度まで
日本の警察が調べる事ができるか、
シミュレーションしていたのでは?
なんて大胆な推理をされています。

ただ、事件現場を訪れ、その時にはっきりと
確信し、今もその考えにブレがないところとして
犯人は間違いなく、宮澤さん一家と面識が
あったと思います。
見ず知らずの「流しの犯行」では絶対に
ないと思います。

しかし、宮澤さん一家と面識のある犯人Aが
犯人Bに依頼した犯行というケースも
想定できます。
この場合、犯人Bは一家とはまったく接点が
ありません。

以前にも書きましたが、警察の最重要案件である、
世田谷一家殺人事件なので、過去に調べるだけ
交友関係については調べていると
思うんですよね。
これだけ調べても出てこないなら、
やはり見ず知らずの犯行なのでしょうか?
だから、「表沙汰にできない事情がある」とか
様々な怪情報が飛び交ってしまうんですよ。

以前にも書きましたが、幼稚な犯行だけど
実際に捕まっていないのだから
結果的にはプロの犯行だった、ともいえます。

やはり、もう事件解明は無理かもしれませんね。
犯人は亡くなってる(自殺している)かも
しれませんし、その可能性は非常に
高いように思います。





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