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zoom RSS 「殺人者はいかに誕生したか」という本の紹介です

<<   作成日時 : 2018/10/12 19:37   >>

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著者は臨床心理士の
長谷川博一さんです。
詳しくは知りませんでしたが
お名前ぐらいは存じ上げておりました。
刑事事件の心理鑑定などを
数多く手がけられております。

本の中に出てくる、実際に
面会や書簡でやりとりを重ねてきた
犯罪者たちは、誰でも知ってる大物
ばかりです。
ざっとあげていきますと、

宅間守(池田小学校児童殺傷)
宮崎勤(連続幼女誘拐殺人)
元少年(光市母子殺人事件)
畠山鈴香(秋田連続児童殺害)
前上博(自殺サイト連続殺人)
金川真大(土浦無差別殺傷)
小林薫(奈良小1女児殺害)
加藤智大(秋葉原無差別殺傷)

著者は重大事件の犯人たちが
なぜ犯行を引き起こしたのか?
その心の闇を幼少期から遡って
明らかにしようとしていきます。
とにかく「真実が知りたい」だけであり、
みんな犯罪者になりたくてなったわけでは
なく、壮絶な家庭環境などが影響を
あたえている事がわかります。

ともすると犯罪者の味方のような行動、
発言にとられてしまう事が多く、
被害者遺族からの抵抗、世間からの
非難を浴びたりする事も多いです。
ただ著者の考えは一貫しており、
とにかく、なぜそうなったのか真実を
知りたい、だけの1点であります。
こんな幼少期を過ごしたから
あんな事件が起きた、なんて感じで軽く
扱う事はありません。

どんな幼少期や家庭環境で過ごしてきたか?
それがどのように人格形成に影響を
あたえたのか?
そこから得られる教訓はあるのか?
などなどです。

この中でいうと、自殺サイトで
「一緒に死にましょう」みたいに
言葉巧みに誘導して殺人を繰り返した
前上博は少し他と違うかな?なんて
思います。被害者にも落ち度がある
なんていうと語弊があるかもしれませんが。
最近でいえば座間市の犯人も
同じタイプのように思います。

宅間や金川、加藤などの
大量殺人者は、ようは自殺であり、
無理心中を無差別におこなった
ようなものです。
「どうせ死ぬんだから、たくさん
道連れにしてやる」なんて感じ。
こんなのに巻き込まれた方は
本当に気の毒としか言いようがないですね。

畠山鈴香と光市の元少年は
とりあえず置いておいて、
やはり特異性が際立ってるのは
宮崎勤。
そして「娘はもらった」のメールを
被害女児の母親に送った小林薫でしょう。
物凄い心の闇を感じますね。

ただインパクトでは宅間守。
妊娠中の母親が、
「この子はあかん!おろしたい!」と
さかんに周囲に訴えていた話は
有名です。

そんな宅間守の人間性を少し垣間見る
部分として、著者に対し、
「先生は俺の味方や」という発言ですね。
それと面会室に来る前に刑務官に
足を踏まれ(故意ではないが)、
カッとなったけど、暴れたら先生に
会えなくなるから我慢した、という発言。
これには著者も驚いてます。
○○したら△△する、というように
常に短絡的な思考回路だと思って
いたけど、○○したら△△するけど
そうなったら□□できないので
××した、というように物事を
順序だてて考える事ができるわけです。

それと獄中結婚して毎日のように
面会してくれた妻に対し、死刑執行前に
「ありがとう、と僕が言っていた事を
妻に伝えて下さい」と刑務官に
頼むところです。
あの宅間守が・・・、なんて。

最後まで被害者遺族へ謝罪の
言葉を口にしなかった宅間守ですが、
変わりつつあったのかもしれませんね。





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