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zoom RSS 「書を捨てよ、町へ出よう」の紹介です

<<   作成日時 : 2018/08/22 22:23   >>

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寺山修司さんの事はもちろん昔から
知ってましたが、恥ずかしながら本を読むのは
初めてでした。

こういってはなんですが、少し不良っぽく
反体制っぽいスタンス、そして若くして
亡くなってたりするから、神格化された
ような感じで、文学に目覚めた(目覚めたい)
若い男の子や女の子が飛びつきたくなるような
作家みたいに思ってました。
高校の時の仲の良かった友人が大好きで
詩とかいくつか教えてくれましたが、
なんか「青臭い」ように思ってたのです。

これはあくまでも私の感覚というか
勝手に想像してた事ですが、
夏目漱石がビートルズ、森鴎外が
ローリング・ストーンズで、ツェッペリンは
芥川龍之介だとします。
そんな先輩作家(バンド)たちに中指立てて
現れたのが寺山修司であり、ピストルズ
なのであります。

だから非常に青臭いというか「ガキ専用」みたいに
長年思ってました。非常に失礼な事ですが(笑)

先日、ブックオフにキレイなカバーをつけた
文庫本が売られており、108円だから
試しに買って読んでみる事にしました。
レコードのジャケ買いというわけではないですが
表紙ひとつでイメージって大きく変わる
ものですよね。
名作とかは何度も表紙を変えながら
販売してますね。今のイラストレーターを
採用したりして。

初めて読んでみましたが、非常に面白かったです。
独特のユーモアと少し斜に構えたスタンス、
軽快な文体など、これは当時の文学に
目覚め始めた若い子を惹きつけるだけの事は
充分あるな、なんて思いました。
いい歳したおっさんである私が思うのだから
10代の子が読めば、かなり影響を受けるのでは
ないでしょうかね?

何より、弱者に向けられた視線が優しいのです。
常に弱いものに寄り添ってくれています。
まさに弱者の美学。バンドでいうと、
ザ・スミスか?(笑)

この本は、いくつかの章に分かれているのですが
第3章の「ハイティーン詩集」が非常に興味深いです。
これって、実際に若い子たちが書いた詩を集めて
その中から寺山修司が選んだものを紹介して
いるのですかね?それとも、そういう体裁をとってる
だけで、実際はどれも寺山修司の詩なのでしょうか?

秋亜綺羅という名前の子が書いた詩で
「百行書きたい」というもの。
「○○したい」、「△△したい」と、延々と
したい事が書き連ねているのですが、その中に
「昨日と明日をた(+)して2でわ(÷)りたい」
という言葉を見つけ、心を奪われました。

瞬間的に、この言葉(詩)のタイトルで
曲を作ってみたくなりました(笑)
おそらく昨日イヤな事があり、明日はイイ事が起きて
ほしいと願い、せめて今日は足して2でわりたいと
思う、その気持ちに胸がしめつけられました。

実際はビジネスにおいては「足して2で割る案は最悪」
なんて言われてます(笑)
賛成派と反対派の両方のご機嫌をとる妥協案というのは
失敗するものなんですよね。

「若いやつのうた」 山木洋一郎

「〜プロレスはショーかスポーツかと
 議論をとなえ
 受身がオーバーだと
 ののしってる野郎どもよ
 きさまらは
 この世界をリングにしたら
 オレたちはヤジられませんと
 確信をもっていえるのかい
 ふだんが八百長でネエのか〜」

いや〜、グッときます(笑)


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