やはり私はストリートスナップに向いてない件

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私の愛機、リコーGRⅡです。
世の中には、たくさんのカメラがあり、
とくに技術進化が甚だしいので
昔では考えられないぐらいの機能が
満載したカメラが出回ってますが
私はやっぱりGRが好きなので
後継機が出たら買い換えたいけど
GR以外を使う気にはなりません。

ところで今回の話は、タイトルどおり
「私はストリートスナップに向いてない」です。

私の撮影スタイルは、基本街撮りです。
観光地とか有名な被写体にはなんの
興味もなく、それよりも街中の落書きとか
おかしな看板とか、崩れかかった家とか
そういう「どうしようもない」モノを撮るのが
大好きです。

ただ、大好きといっても、それをあとから見返したり
する事はなく、「撮る」その瞬間が好きです。
魚釣りみたいなものですな(笑)
大物釣って自慢するよりも、そもそも釣れた瞬間の
ほうが面白いですから。

そんなわけで、先日会社の仲の良い後輩と、
渋谷を中心とした中古レコード散策を
おこない、夜に上野へ移動したのです。
後輩が「アメ横で飲みたい」という事で
アメ横にたくさんある路上に客席がある店舗の
1軒に立ち寄り、乾杯してたのです。

しばらくしてから、結構酔っ払った年配の男性二人が
来店し、そのうちの一人は最初からかなり
酔っ払っていて、従業員の女の子に
延々と喋りかけたり、隣のテーブルのサラリーマンたちに
何事か演説したりと、まあよくある光景なのでしょうが
絡んできたら面倒だな、なんて思ってはいたのです。

もう一人のほうの男性は結構冷静で、
女の子とか隣のテーブルのサラリーマンたちに
「ゴメンネ!」と謝ったりしてたのですが
その後、ついに酔っ払ってたほうが激昂し、
連れの男性の胸倉つかむ感じで暴れだしたのです。
私たちの座席の後ろです(笑)

私も後輩も苦笑いであり、
私たちの隣の大学生グループたちも
どうしていいか分からず困ってたのですが
その時に私は思いました。

「ここでカメラを出して撮れるか・・・?」

GRⅡは私の腰につけたポーチの
中にあります。
取り出して撮影までいくのには、ものの数秒です。
私の目の前で、ケンカが繰り広げられてるのです。
まあケンカといっても一人が激昂し、もう一人が
なだめてる状態ですが。

ただ、ここでGRⅡを取り出す勇気がないのです。
やはり気がつかれて
「お前!何撮ってるんだ!!」なんて絡まれるのが
怖かったのです。
必死になだめてる男性だって、私が撮ってたら
「てめ~!見世物じゃないんだぞ!!」って
なる可能性もあります。

カッコつけて、ストリートフォトグラファーを
自称(?)してた私ですが、穴があったら
入りたいぐらいです。
カメラの性能なんて関係ないのです。
ここで撮る勇気があるかどうかです。

なんのためらいもなく、さりげなくカメラ(もしくは
スマホ)を取り出し、さりげなくケンカを
撮影できるかどうか、なのです。

ポートレート撮影とかでも、カメラやレンズに
お金をかけるよりも、モデルさんを楽しませ
笑わせリラックスさせる事ができる話術を
身につけたほうがいいのです。

そう考えると、私はホント駄目ですな。
情けない事であります(トホホ)。

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この記事へのコメント

2017年12月04日 22:51
いやいや、そんな時にシャッターを切れない、というかカメラを向けられない、そもそもカメラを取り出せないのが当たり前だと思います。人間の感覚として当然ではないか、と。

久住昌之さんという方が、行きつけのラーメン屋さんの店員さんの写真を撮れなかったことを書いたエッセイを思い出しました。エッセイというよりルポものだったかな。
友人とラーメン屋さんに行き、友人を写すふりをして、ほんの少しレンズを店員さんのほうにふればヨイだけなのに、それができない。わずか数センチがふれない。数センチがとてつもなく大きい。
デジタルカメラなど夢想もしない80年代の文章ですが、写真を撮るという心理的なハードルの高さは今も昔も変わらないようですね。シャッターを押すだけ、と言っても、レンズを向けることは難しい、と書いてました。どこでもいつでも写せる、なんてウソっぱちだ、とも。

ま、携帯電話はスマートフォンやら、カメラ然としないものが猖獗したことで、そうしたハードルが下がったという面はあるかも知れませんが。

2017年12月04日 22:56
出ちゃっ太さん、どうもです。
たしかに仰るとおりでして、
撮った本人は大満足でも、まわりから
見れば、かなりゲスな行為ですよね。
これが犯罪に関係して、後で証拠として
必要だったりする場合は有効でしょうが
ただの仲間内のケンカですし(笑)
2017年12月05日 08:55
海さん、こんにちは。

私も同意です。そうなると、ストリートスナップというよりも、隠し撮り、覗き見ですね。まあ、今では、そこからさらにツイッターやらのSNSに上げる輩もたくさんいますので、もっとタチが悪い。

道端で倒れてる人をみかけた時に、「大丈夫ですか?」と声をかけないで、スマホで写真を撮って「人倒れてる草」とか(笑)
2017年12月05日 22:04
ラルさん、どうもです。
よくテレビとかでも
「視聴者提供」とかで事故とか
災害の動画が流れたりしますが
状況によっては、いいものでは
ないですよね。
戦場カメラマンとかだと、その惨劇を
世界中に知ってもらう意義を
感じますが、ただのケンカでは
なんの意義も見出せません(笑)

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