伝説の手帳本たちを再読する

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いよいよ今年も本格的な手帳シーズン到来と
いった感じであります。
毎年この時期になると、ほぼ日手帳のガイドブックを
買ったりしてましたが、昨年から買うのを
やめました。
結局、毎年似たような内容ですので(笑)

文房具や手帳って一般人までブームが
浸透してるとは思えないけど、様々な
手帳本(ライフスタイル提案だったり使いこなしなど)が
乱発してる状況なんで、常に一定の読者がおり
毎年増えていってるのでしょうね。
ただ、その分質の悪い手帳本が溢れる
原因になっております。
一番いけないのは、使ってもいないのに
さも使ってるような演出というか紙面を
公開してるような手帳本でしょう。
ここ最近も、そのようなガイドブックを
本屋で見ましたが、一目でわかります。
間違いなくリアルではないフェイクな
手帳公開オンパレードです。

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過去に何度か紹介してますが
今年もあらためて記事にいたします。
メーカーとか業界の思惑とは関係なく
純粋に手帳について書かれた良本というか
傑作たちであります。
そろそろ2017年の手帳をどうするか
自分自身を見つめなおす為にも
これらの伝説の手帳本たちを再読しました。
簡単に御紹介いたします。

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まず始めは、和田哲哉さんの
「文房具を楽しく使う(ノート・手帳篇)」です。

使いこなしとか以前に、そもそも
どんなノート、手帳使えばいいの?なんて
疑問を持つ初心者の方にこそ、最初に
手にしていただきたい傑作です。
ブックオフでもよく見かけますが
「売った奴バカじゃないか?」なんて思うぐらい
私にとっては家宝ともいえる手帳本です。
思えば、モレスキン(当時の呼び方はモールスキン)、
ロディア、クオバディスなんてものを世に広めて
くれたのは和田さんの功績であります。
私も当時、本の中で紹介されている舶来品(死語)に
心をときめかせたものでした(しみじみ)
兄弟版で「筆記具篇」もあるので、こちらも
お勧めです。一家に2冊常備しておきましょう。

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自分の理想である手帳、「超整理手帳」を
作り、今も多くのファンを魅了してやまないカリスマ、
野口悠紀雄先生の「超」手帳法であります。

私自身、超整理手帳を使った事はないのですが
先生の手帳に対する考え方からは多くの影響を
受けております。
手帳はあくまでも仕事やプライベートをスムーズに
こなす為のツールというか秘書のようなものであり
究極の夢は「手帳の紙面を真っ白」にする事、
いわゆるスケジュールに縛られない自由な時間を
作り出す事であり、その時間を作るために手帳を
使っていると言っても過言ではない、との事。
そのようなテクニックが満載であり、読み応えがあります。
必ず一つは心に残るものがあるはず。
私も先生の提唱する「スケジュール記入は一箇所のみ」
というルールを長年守っております。

この本は今現在、手帳を使ってるんだけど
なんかうまく使えないよな、なんて思う方に
お勧め。綴じ手帳、システム手帳、全ての手帳に
応用が効きます。

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先ほどの手帳本が、より実践的な使い方が
中心だったものに対し、続いては手帳の内面というか
根本の部分から手帳に接するというか
愛情に満ち溢れた作品であります。
「能率手帳の流儀」でして、日本能率協会の
当時の会長であった野口晴巳さんによるもの。

当たり前ですが能率手帳の宣伝なんだけど
決して宣伝本だけにならないところが
野口会長の人柄によるものでしょう。
とにかく今以上に自分の手帳が愛おしくなる
内容でして、背筋を正し、読んでいただきたい
傑作であります。
サイトを調べたら重版とかしてないようでして
流通在庫のみというか、もう本屋では
手に入らないのかも。
この手の本としては大ヒット作ですから
ブックオフでもすぐ見つかります。
さっきは否定しましたが、古本でもいいので確保を
お願いいたします。

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過去に紹介した記憶があまりないので
ひょっとしたら初めて紹介するかもしれません。
2冊とも10年以上前に発売されたムックであります。
今は珍しくもないですが、10年以上前の当時では
このようなムックは大変貴重でした。
それこそ類似品を買い漁ってましたが
とりわけ良作なのが、この2冊であります。

中身としては、とにかく手帳の中身公開です。
有名人、業界人、一般人などなど多くの
手帳を公開してくれていますが共通するのは
ただ一つ、全てリアルな手帳です。
間違いなく本人が日々使っている手帳を
そのまま紹介しています。
だから、昨今巷に溢れている「作品系」手帳は
皆無でして、純粋にスケジュールやメモなど
普段使いされたものばかり。
これが見たいのですよ。
作られた紙面には、なんの興味もありません。

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この方のクオバディスのエグゼクティブには
当時衝撃を受けましたね。
「自分の好きなように使えばいいのか~」なんて
まさに目からウロコ状態でした。
バーティカルレイアウトとか一切関係ありません(笑)
この方の手帳は、あちこちで賞賛された覚えがあります。

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最後は「神」の紹介。
戸田覚さんの「あの人の手帳が見たい!」で
あります。驚くのが1997年発売。
なんと20年近く前の作品なんです。
たまたま手帳を扱ってるだけで
基本的な部分は、「人の書斎が見たい!」とか
「本棚見たい!」とか「カバンの中身見たい!」
ようなもんであります。
ですから多くの方の手帳の中身を紹介して
くれるんだけど、それにまつわるカバンの中とか
ライフスタイルみたいなものにまで焦点を
当ててくれております。

多くの手帳本がこの世の中に存在してますが
やはりこの本を超えるものには出会っていません。
同じ著者からは、この本の続編もあって
それを確保するのには苦労したんだけど
最初ほどのインパクトはなかったです。
お勧めは、だんぜんこの本です。
当然ながら本屋にはないので、ネットや
ブックオフ使って必ず手に入れてください。
ちなみに、その後にロディアのブロックメモの
使いこなし的な本も出たけど、これは
正直やってしまったな~、という内容でした(笑)

以上、名作といわれる手帳本の紹介でした。
これらの本に共通するのは
「ブームとは無縁の状態で書かれている」という事です。
「能率手帳の流儀」が多少ブームに引っかかっている
ような気もしますが、それでも2007年作です。
業界の思惑に左右されない純粋な手帳本を
この機会に是非、手にとって見て下さい。

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この記事へのコメント

2016年10月18日 23:04
何かこの時期は、手帳本を読み返しながら初心に返るという雰囲気がありますね。
手元に手帳本はないのですが、読みたくなります。
図書館に予約しようかな~♪
( 買えよ )

2016年10月19日 23:15
出ちゃっ太さん、どうもです。
普通の本屋よりも古本屋とか
図書館のほうが見つけやすいかも
しれませんね。
もう何度も読み返しているんですが
毎回新しく気づく事があったり
するんですよ。
お勧めです!

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