「絞首刑」という本の紹介です

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著者は青木理さんです。
1994年に起きた連続リンチ殺人事件の
犯人である3人の元少年たち、
3人とも死刑判決が確定しているので
死刑囚なのですが、その事件を中心としつつ
死刑制度などについて語られている
内容であります。

私は死刑制度推進派です。
死刑制度を廃止して終身刑導入とかって
昔は思っていましたが、税金の無駄遣い
ですので、速やかに死刑執行したほうが
いいです。
著者は死刑制度反対と声高らかに
訴えてるわけではないですが、
自分の犯した罪を悔い、反省する者に
更生の道を閉ざす(いわゆる死刑執行)のは
いかがなものか、と疑問を投げかけています。
本来なら、この手の主張には嫌悪感を
抱く私ですが著者の真摯な姿勢には
心を打たれるものがありました。

また、ひたすら後悔し反省する死刑囚を
目の当たりにして、当の被害者遺族が
「死刑にしないでほしい」と嘆願書を
提出したりする行動には驚かされました。
それも被害者の実母や兄弟なのです。
正直、その気持ちは私には理解できませんね。
「死んで償うのではなく生きて償って欲しい」という
気持ちは理解しようと思っても無理です。

「ストックホルム症候群」というのがあります。
昔ストックホルムで起きた銀行強盗事件から
ついた名前なのですが、犯人たちと人質たちとの間で
奇妙な信頼関係が芽生えてしまったケースでして、
ひょっとしたら犯罪被害者と加害者にも
あてはまるのですかね?

とにかく、死刑制度賛成です。
私がもし被害者遺族だったら?
犯人の反省も謝罪の言葉もいりません。
顔も見たくないし話もしたくない。
今すぐ消えてほしいです。
1秒たりとも生きてほしくありません。
「化けて出る」とか「祟られる」とか
気にするケースがあるようですが
私はまったく気になりませんね。
恨まれたり祟られたりする筋合いでは
ありませんので。

この本は、本来なかなか取材できないような
被害者遺族だったり、死刑執行に立ち会う
刑務官だったりを丹念に取材し書かれています。
何より、「ひたすら反省する」死刑囚に対する
温かい気持ちに満ち溢れておりますが
私の考えはまったく変わりません。
ただ、「冤罪」のケースもあるから
死刑宣告というのは慎重にしなければ
いけないけど、確定したら
即執行すべきです。税金の無駄遣いですから。

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この記事へのコメント

2013年01月04日 14:32
あけましておめでとうございます。
新年早々ですが、死刑制度に関しては海さんに同意です。ストックホルム症候群から心理を推理する着眼点は素晴らしいですね。ミステリが書けそうな。
2013年01月04日 20:42
出ちゃっ太さん、どうもです。
実際、自分がその立場にならないと
わからないのかもしれませんが、
どうしても理解できませんね。
著者の方は真面目な方なので
こういう言い方はよくないのかも
しれないけど、もし自分が遺族の
立場だったらどうなの?と、
問いかけてみたいです。
さざんか
2013年01月07日 14:15
私は簡単に死刑にしてしまうのさえ腹立たしいのです。
そこには執行人が必要ですし。
ご飯なぞ食べさせずでよいのになと。
人権問題という団体などもおりますが、遺族の人権を守らない法律など無くして頂きたいとも常々思います。

2013年01月07日 23:30
さざんかさん、どうもです。
加害者の人権は守られ、被害者や
遺族の人権が守られないのは不思議です。
私も以前は、即死刑にせず、苦しませた
ほうがいいと思っていました。
ただ、私がもし遺族なら、どんな場合でも
1秒でも長く生かしておきたくなく、
即執行派になりました。

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