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zoom RSS あまりに酷い京極夏彦の本

<<   作成日時 : 2017/04/02 19:30   >>

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ずらっと並んだ京極夏彦の小説です。
大昔の学生時代に読んで挫折し、
その後長い期間を空けてから再読してみたら
非常に面白く、ブックオフにて108円にて
こつこつ買い揃えてまいりました。

妖怪物というかオカルト系だと思われがちですが
基本的には普通の推理小説です。
奇想天外な事が数多くありますが、決して
超常現象を使ったトリックではなく、全て
オーソドックスな手法です。
とにかく分厚いページ数に圧倒されるし、
難しい語句のオンパレードで苦手な人は
数ページ読むのも無理でしょうが、慣れると
快感になってきます(笑)

何より、主人公の京極堂(中禅寺)を中心として
その周りにいる愉快(?)な面々のキャラが
面白いんですよね。常にウツを患ってる小説家の
関口さん、逆に常にハイテンションな榎木津さん、
頑固一徹な木場刑事などが主要キャラで、その脇を
固めるサブキャラたちも個性的なんですよね。
登場人物同士の会話(とくに古い書物を交えた妖怪談義)
は、ある意味バカバカしくて大好きです(笑)

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京極作品はページ数がとにかくあるんで
持ち運びも一苦労です。
1冊読むと満足しつつ達成感と疲労感から
次の作品にいくまで感覚を空けるので
ようやく「陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず」を
読破しました。14年近く前の作品です。

ちなみに今更ネタバレでもないのですが
簡単に内容を説明しますと、
古い由緒正しい(旧華族?)家柄の主である、
伯爵がこの作品の主役でして20年以上前から
伯爵が結婚式を挙げた翌朝に花嫁が謎の
死を遂げるという怪事件が連発してまして
伯爵は4度結婚してきたのですが、毎回
花嫁が死んでしまうのです。都合、4人亡くなっており、
今回5度目の結婚をする事になるのですよ。

伯爵の住む館の中には、数多くの鳥の剥製が
鎮座してまして、私は最初のあたりを読んでて
「これは被害者であるようでいて、実は花嫁を
殺してるのは伯爵であり、鳥の剥製と同じように
花嫁の剥製みたいなものを作ろうとしてるのかな?」
なんて思いました。

でも、それではあまりに普通すぎます。
いくらなんでも、そんな風にはいかないだろうと
読み進めてまいりました。

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京極作品で1000ページ超えなんて普通です。
延々と読んでいきましたよ。
なんか怪しい感じの親戚連中も多いし、
長年仕えてる執事なんかが実は怪しいのか?
ただ、それだといくらなんでも動機がわからない。
動機は無理やりこじつけるのかな?なんて
とにかく読んでるうちに、今回結婚する5人目の
花嫁もあっけなく死んでしまいました。

いや〜、これはさっぱりわからんな〜、なんて
悩みました。今更いきなり犯人があらたに
出てくるのも厳しいしな、なんて思ってましたが

「結局、犯人は伯爵じゃねーか!!!」

そんな馬鹿な話はないよな、なんて冒頭に
私が思ったとおりに結局なってしまったでは
ありませんか(笑)

まあ、京極作品においては、推理小説としての
醍醐味である、トリックとか時間軸の矛盾とか
アリバイ崩しとか、そのような事はどうでもよく、
とりあえず登場人物たちの会話を楽しむ事に
していくしかないでしょうな(笑)

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